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緑の芝生あふれるイングランドからアスファルトの東京へと帰国し、じっと耐え忍ぶ日々。そして2月、まだ肌寒い東京の空の下にサクラは咲いた。
![]() ハリボのフットボール人生は第2章を迎える。 5月末のロング・ウィークエンドを利用してHs U11は初のTour(遠征)を敢行した。場所はロンドンから南に2時間、ポーツマスに隣接する海辺の街。フットボールツアーの専門会社というのがあって、そこが主催する3泊4日トーナメント付きのツアーに参加した。各地から足自慢のチームが集まってくる。 HsはAチーム、Bチームの全員(!)が参加し、選手が30人、親も30人ほどの大集団となった。宿泊先はいわゆるホリデーパークで、英国でよく見られるキャラバン車が並ぶ公園だ。ハリボ父子は8人用キャラバンに割り当てられ、チームメイト3人、他の親3人と一緒に寝泊まりすることに。ハリボはクラスメートとのsleepoverに慣れているが、ハリボ父はイギリス人6人と一緒に寝泊まりするのは初体験。とても緊張して到着すると、誰からともなく一人の父親が「まぁこれでも飲んで落ち着けよ」とばかり、親4人にミルクティーをふるまう。これぞイングランドと、妙に納得。 トーナメント自体は、AB混合チーム2つを結成して戦ったため、各地の強豪相手に惨敗続きとなった。午前中の試合の後、午後はプールで遊ぶ等のんびり過ごす。夜は子どもはゲーセン(教育上好ましいとは言えないが、まぁ3泊だけのことなので)、親はもちろんパブ。普段はあまり知らないBチームの親も含めて、いろいろ知り合えた。パブでの英語の会話、1割ぐらいしかわからなかったけど、まーいいか。 最後の夜、パブで急遽、「明朝、daddies vs boysで試合したいね」という話で盛り上がる。で、翌朝急遽ピッチを探して父子対決が実現!結果はやはり体格に勝る父親チームの優勢勝ちだった(スコアはいろいろあって引き分け)。父親の中にはなかなか良い選手がたくさんいて、子供達をテクニックで抜けるお父さんは拍手喝采ものだ。ハリボ父は右SBで堅実なプレーをするつもりが、ちょっとしたミスからFWライアンにつかまり、逆に追いかけたところでファールをとられPK。かっこわるー。U11の彼らのフットボールがどんなに大変なものか、肌で感じ取ることができた。これからはハリボにあまり偉そうなこと、いえないなと・・・。 ハリボにとってはイングランドのフットボールの最後として良い思い出ができた。帰国まであと1ヶ月を切った。このすばらしいフットボールの母国を離れ、フットボールをこよなく愛する人々、家族と子どもをとことん愛する人々と別れるのは本当につらい・・・。 今年のGoal of the Seasonはやはりこれだろう。FAカップ決勝という場での、ジェラードの35ヤード弾!どうやったらあんなに強いシュートを打てるのか?去年のチャンピオンズリーグ決勝での活躍もすごかったが、一人でゲームを変えてしまう怪物という点では、あのロナウジーニョにもひけをとらない。 日本に帰ったら、こんなのやっぱり見れないだろうな・・・。 あーぁ、まだ先日のFAカップ準決勝の敗戦ショックから立ち直れず・・・。あの試合、最後の同点チャンスをゴール上に飛ばしてしまったJコール。6月のワールドカップ、イングランド代表の不動の左ウィングとして縦横無尽の活躍をしてくれるはず・・・マジ期待してる!(Jコール=ハリボの目指す選手像?)
ハリボはイースター休暇中に行われた対WM戦を欠場。結果は3-3のドロー。3-1とリードしておきながらミスで2点献上してしまったらしい。これで2位確保のためには、残り2戦のうち1勝することがmustになった。
で行われた先週の対Bs戦。前の試合を欠場したハリボはベンチスタート。まぁ仕方がない。代わりのFWには、ハリボがいなくなる来シーズンにFWの一角を託されると思われるチャーリーが入った。 つまりはこの試合、チームにとっては2位確保のための大事な試合だが、ハリボ個人にとっても、次のシーズン最終戦での先発の座が守れるかの大事な試合になった。既にシーズン終了後の帰国を伝えたハリボはいわばレーム・ダック状態。来シーズンのことを考えれば、監督ポールはハリボではなくチャーリーを使いたいに決まっている。ハリボが先発の座を守るためには、「次の試合でハリボを先発に使わないのはunfair」と皆が納得するような結果を出すしかない。 前半、格下のBsに対してHsはボールを支配し続けるが、最後の決定力がない。それでも前半15分、右ウィングに入ったリアムがミドルシュートの先制ゴール。続いて20分、ライアンの見事なゴールで2-0。2点差となって選手交代の余裕が生まれた瞬間、そしてFW2人のうちどちらが好調かを見極めた瞬間、監督ポールはチャーリーに代えてハリボを投入した。 そしてその1分後、Hsはゴール正面でのFKを得る。蹴るのはジョー。大きな弧を描いたジョーのFKは敵味方入り乱れるゴール前に向かい、混戦の中からハリボが左足でゴール右へ流し込んだ! ハリボ父はチームメイトの皆に分からぬよう(笑)、日本語でハリボに声をかけた。「あと2点だぞー」(笑)・・・そう、今日はハリボ個人のためにはハットトリックが必要な日なのである。 後半に入って5分、右から入ったクロスを頭でフリップしようとしたハリボだが、勢い余って背中でフリップ(笑)。相手DFがとまどいながら必至にヘディングでクリアしたボールは再びハリボの正面へ。待ってましたとばかりの右足でのボレーシュート、ゴールネットに突き刺さる! 一応これで次の試合の先発は確保できたかなと内心思いつつ、きっとハットトリックをやってくれそうな予感が十分にあった。この日は春の快晴、絶好のコンディションで、ハリボはこういう日は冬と違って絶好調、フットボールをエンジョイしまくるのだ。 で、後半15分、ペナルティボックスのちょい外でボールを得たハリボ、しかしスペースがなくて助走なしでシュートするしかない。ちょっと力のないシュートがゴール右へ飛ぶ。「あ~外した」と見えたボールは、なぜかちゃんとゴール右隅ネットに収まっていた(笑)。これで自身公式戦2度目のハットトリック、大事な試合での勝負強さに親ながら感心してしまった。 その後、左からのクロスをゴール前でミスったのはご愛嬌。チームも6-1で勝って、「ほぼ」2位を確保した。一応、最終戦で負けて3位チームが勝つと勝ち点で並ぶが、得失点差の差が28もあるので、まず大丈夫だろう(笑)。 来週の最終戦、きっと先発で使ってもらえると思うけど、有終の美を飾れよ。 リーグ順位表 (4月23日現在) ![]() チャンピオンズリーグでの対バルサ戦での苦い敗戦の記憶が冷めやらぬ中、FAカップ準決勝の対リバプール戦も惨敗。それにしても、なんで大事な試合に限って今まで使ったことないフォーメーション使うの?という素朴な疑問はハリボ父だけではあるまい。やっぱリーグ戦とトーナメント戦両方制しないと・・・真のチャンピオンへの道はまだまだ遠い。
やっと春らしさが垣間見られるようになり、ピッチ状態も回復してきた。先々週、ブログにリーグ表を掲載してからの、2位を争う5チームの戦績。
Os: Bsに大勝。ただし残り試合があと1試合。 AXs: この2週間試合なし。 NPs: WVsに大勝するも、2位争い直接対決でHsに手痛い一敗。 Hs: ACsに楽勝の後、2位争いの一角であるNPsを撃破! WMs: HLsにまさかの敗戦。WVs戦は勝ちを確保。 で、最新のリーグ表は以下のとおり。 リーグ順位表 (3月26日現在) ![]() Hsは最終戦で格下のBs戦を残しており、これを勝てると仮定すれば、次のAXs戦(ホーム)、またはその次のWMs戦(ホーム)のいずれかに勝てば2位を確保できる計算になる(獲らぬ狸の皮算用とはこのことか)。 とはいえ、AXs、WMsとも、アウェーだったとはいえ今シーズンの初戦ではそれぞれ敗れている相手。4敗のうちの2敗がこれら2チームだったのだから、まったく油断はできない。いよいよ佳境に入ってきた!
先週はイングランドの少年、というか少女フットボール事情にちょっと話題になった。南ロンドンに住むミニーちゃん*という10歳の女の子が、U11となる来シーズンも引き続き男の子と一緒にプレーしたいとFA(イングランド フットボール協会)に直訴したからだ。
* この名前は少なくとも英国では珍しいような気がする。やはり由来はミニーマウスか(笑)。でも、こうしてニュースにとりあげられるにはかわいい名前だ。 現行のFAの規則では、U11からは男女別にプレーしなければならないことになっている。しかし、こんな規則があるのはイングランドぐらいであって、例えば女子サッカー世界一のドイツではこうした規則はなく、適当にU15ぐらいまで男の子に交じってプレーする女の子もいるらしい。 この件から派生的に、イングランドの少年フットボール事情全般について、昨年Sports Writer of the Yearを受賞したタイムズ紙のコラムニスト、マーティン・サミュエルが重大な問題提起をしている。 つまりはこうだ。イングランドではU11になると、FA規則により、突然大人サイズのピッチで11人制でプレーすることになる。GKが到底背が届かないようなゴールを使って、ひたすら空いているスペースに走って、ゴール目がけてとにかくボールを蹴り込むようなサッカーをすることになる。こんなことでスキルを持った選手は育つのだろうか、と。 サミュエルによれば、ブラジルの技巧派ジュニーニョは15歳まで11人制をプレーしたことがないと言っていたそうだ。また、マンUアカデミーの研究では、U9で8人制を6人制に減らしてみたところ、各選手がボールに触る機会が大きく増加することがわかったので、U12に狭いピッチでの9人制を導入することを2003年に提言したらしいが、この提案は見事に黙殺されてしまったらしい*。 * 実はハリボ一家はこの冬にカナリア諸島(スペイン領)に旅行したのだが、ここで同じ時期に偶然、欧州有名クラブ(マンU、レアルマドリー、バルセロナ等)のU12によるトーナメントが開催されていて、地元のテレビで放映されていたのだが、これが何と7人制。やはり欧州全体ではこの年代では小人数制が主流ということかもしれない。 イングランドでは全般に(もちろん例外はいるが)、技巧派の選手というのは少数派だ。U9でこちらに来たハリボも、日本ではみながやっていたリフティングがちょっとした自慢だった。それが今では、FWとしてまっしぐらにゴールに突進するサッカーを志向してしまって、スキル向上がおろそかになってしまっている(そんな中でも、小さい頃から培ったボールコントロールの良さがハリボのイングランドでの持ち味なのだが)。日本に帰ってからこのサッカーで大丈夫か、とふと不安に思うことがあるのは事実だ。 U11のハリボの試合を毎週観ていると、サミュエルの言いたいことはよくわかる。皆でよく走って、点数がたくさん入って、観ているにはエキサイティングなサッカーだ。でも少年サッカーは将来よい選手に育つためにプレーするものであって、親たちの観戦のためにプレーするものではない。イングランドの少年サッカーに、もう少しスキルの要素があれば、よりバランスのとれた方向に向かうような気がする。
最近とんと更新がごぶさたしてしまったが、その間もハリボのフットボールはまるで水面下のアヒルの足のように動いている(笑)。
■2月25日(土) AXs 4-1 Hs 乗り込んだ敵地は空港近くの学校グラウンド。けっこう広くて芝も生え揃っていたが、なにせ強風。これを知ってか知らずか、ホームのAsは前半は逆風の陣地を選択。追い風となったHs、攻めダルマになって攻めまくるがフィニッシュが枠内に飛ばない。強風でボールが曲がることに快感を覚えてか、みながロングのパスを志向して雑になり、堅実な短いパスのつなぎが見られない。前半0-0で終わり、いやな予感。 しかも、実は今日から腰の手術のため監督のポールが4週間不在。ちょっと魂抜けた感じ。 陣地が入れ替わった後半。Hsは相変わらず攻めるが逆風に攻めあぐむ。そんな中、Asは一瞬の隙をついてカウンターでロングボールを走っていたFWへ。容易にGKと1対1となったところをあえなく決められる。これで気落ちしたHs、相次いで得点を許し、結局4-1で良いところなく敗れる。 ■3月11日(土) Os 1-4 Hs 今日の相手Osは目下リーグ2位で負けられない一戦。Osにとってもアウェーで行われた第一戦でHsに敗れており、今日のホームは落とせない一戦。 小雪がちらつく中、試合が始まる。試合開始早々から、Hsはボール奪取とパスで相手を圧倒。ハリボが抜け出してゴールを決めたかに見えたが、オフサイドとの判定。その後もHs攻撃陣は何度かオフサイドをとられる。相手のDF陣のラインが高いのだが、逆にDF陣とGKとの間には大きなスペースがあり、そこをうまくつけばチャンスがある。 そんなことを考えていた前半15分過ぎ、MF陣が奪ったボールを前線のハリボにパス。これをハリボがダイレクトでFW相棒のライアンに斜めパスのアシスト。抜け出したライアン、GKと1対1になったところを冷静に決めて先制ゴール!しかし、相手もさすが2位チーム。カウンターからクロスをゴール前にあげられ、これをFWが決めて1-1に追いつかれる。 前の試合を思い出させるいやなムードになりかけた前半25分過ぎ、相手CB2人の間隙をハリボが突破、シュートは一旦GKに弾かれるが、再度のシュートで見事ゴ~ル!2-1で前半を折り返す。 前半途中、「本当はここに来ちゃいけないんだけど・・・」と言いわけしながら、静養中の監督ポールがふらりと現れた。自宅を抜け出してきたらしい。はじめはおとなしく観戦していたが、やがてやはり血が騒ぐのか、大きい声で的確な指示を出すいつもの監督ポールに戻っていた(笑)。 後半、相変わらずHsが攻め続け、Osは徐々に戦意喪失。ライアン、リアムがそれぞれダメ押しのゴールを決めて、結局4-1の快勝。 リーグでは全試合を終えて無敗のNsの優勝が確定しているが、2位争いは5チームがひしめく混戦。今日の勝利でHsは2位の座に大きく前進したが、残り試合にはこれらライバルチームとの試合も多く残っており、まだまだわからない状況。がんばれ~! リーグ順位表 (3月12日現在) ![]()
■2月19日(日) As 5-0 Hs
週末に行われたカウンティカップの準々決勝。この日の相手のAsは、某有力プロクラブの本拠地移転問題をきっかけにファンが立ち上げたクラブのユース組織。このクラブのシニアチームは今、イングランドのフットボールピラミッドを駆け足で登っている。このAsのU11チーム自体も地域のトップリーグで優勝を争っている。 そんな格上のAs相手にHsは精一杯戦ったが、力の差がはっきり出てしまった。チーム力云々というよりは、何人かのずば抜けたプレーヤー個人の能力にやられてしまった感じ。どこからでもスペースがあれば強いシュートを枠に飛ばせる能力。それにしても今シーズン初めての零封による完敗だったこともあって、ハリボはじめHsの面々は悔しさとともにショックが大きかっただろう。 しかし、そんなずば抜けた個人の力ではなく、チームとして力を合わせることでカウンティのベスト8まで勝ち上がったHsを素直に誉めてあげたい。監督ポールも試合後に子供たちに話していたが、Hsの皆にとっては11人制初めてのシーズンでの快挙。来年以降が楽しみだ。 ただ、ハリボだけは立場が違う。今年の夏に日本に帰国することになったからだ。イングランドで最初で最後のカウンティカップ、春5月の決勝戦の舞台に立って優勝する夢が消えてしまったのは人一倍残念だったに違いない。この悔しさが日本に帰ってからのサッカー、ひいては今後の君の人生にプラスに働いてくれると信じている・・・。
こういうのを on top form というのだろう。最近のハリボはまさに絶好調である。
■ 2月4日(土) Hs 4-1 Os リーグ2位のOsをホームに迎えてのリーグ戦。相手はよく言えばフィジカルな、悪く言えばややダーティなフットボール。そんな中、わがHsはパスとランの組み立ての正攻法で真っ向勝負。左ウィンガーで最近進境著しいリアムがこの日も2得点の活躍。ハリボは後半15分、相手GKのゴールキックがミスキックとなったところを逃さずホールを奪うと、GKと1対1からGKの頭上をロブ気味に超える技ありのシュートでダメ押しの4点目。 ■ 2月9日(木) C校 3-0 R校 ハリボの通うC校が地区の学校チーム対抗7人制トーナメントに参加。ハリボとHsでいつも一緒にプレーしているリアム、トム、ダニエル、ジョーに加え、いつもは一緒の試合に出ることができないBチームのルーク、トーマスや某強豪ユースチームでGKを務めるミランもこぞって学校代表に選抜され、ハリボにとってはこの上ないメンバーで学校を代表することになった。 トーナメントの1回戦は、R校をホームに迎えての一戦。放課後のグラウンドに児童、先生、親がつめかけた。 豪華メンバーで臨んだはずのC校だが、相手のR校もなかなか強く、また久々の7人制ということもあって、前半は0-0で折り返す。後半、C校が徐々に地力を発揮し、まずリアムのクロスをルークがタップインして1点。続いてトーマスのCKを相手DFがogして2-0。 そしてクライマックスは3点目。右からふわりとしたクロス気味のボールがゴール前に上がり、相手GKが左手で懸命のパンチング。ハリボはこの浮き球をやや後ずさりしながらヘディングでトラップすると、そのボールをそのままボレーでシュート!ボールはゴールに突き刺さり、ホームのC校応援団は女子も先生も大歓声!! 試合後、興奮冷めやらぬ応援団の中にいた母親のところに嬉しそうに引き揚げてくるハリボ。渡英2年半、学校の仲間たちにすっかり溶け込み人気者になった君の成長が親としてとても嬉しい。 ■ 2月11日(土) Ws 0-13 Hs リーグ戦だというのに相手のメンバーが10人しか集まらず、棄権によるフレンドリー(練習試合)扱いとなったこの試合。Hsにとっては次週のカウンティカップ準々決勝を控えてのウォーミングアップとなった。 今日からチャーリーという選手がHsに加入。練習振りを見て監督ポールが即座にAチーム入りを決めたというから、相当に有望だ。チャーリーが試合でいろいろなポジションを試す意味もあって、今日のハリボはベンチスタートし、前半15分から出場。 で、前半に1得点、後半10分に2点目。そして相手DFの能力を見極めたか、後半終了間際に2度とも強引にドリブル突破して2得点。フレンドリーとは言え、チームが大勝する中で稼ぎ頭となる4得点(自身初)の大活躍だった。 ここに来て、本当にFWというかストライカーらしくなってきたハリボ。しかし来週のカウンティカップ準々決勝、相手は強豪と噂されるAsだ。強豪の鉄壁(であろう)DF陣をどう攻略するか、チームだけではなくハリボにとっても試金石だ。
先週土曜日のリーグ戦、対Hs戦は8-0の完勝。いつもはそんな大勝ちの試合でもせいぜい1ゴール、それも5点目などのどうでも良い点を入れていた、FWとしては正直やや物足りないハリボだったが、この日は違った。
まず前半10分、左ウィングに入った親友リアムが左隅からさらにGK近くまでドリブルでエグッた後、ゴール前へ返しのグラウンダーでのクロス。それをセオリーどおりきっちり詰めていたハリボが左足で慎重に流し込んだ。いわばコンビネーションでの先制点。 ハリボの後、ライアン、リアム、ジェイミーが追加点を入れて4-0となっていた後半5分。敵陣中央付近でボールを得ると、ドリブルで相手CB2人をかわし、ペナルティボックスちょい外ぐらいからシュート。相手GKの手も届かず、ゴール右下隅に飛び込んだ。 さらにこの後リアムもこの試合2点目を入れ、負けられないハリボ。右サイドをウィング的に突破、さらにエグッてクロス。これを相手DFが懸命に弾いてボールが戻ってきたところを豪快にゴール天上に叩き込んだ。これで何と、生まれてハットトリック達成だ! その後さらに親友トムがヘッダーを決めて8-0の大勝だった試合、ハリボの活躍は誰の眼から見てもman of the matchだった。親として特にうれしかったのが2点目。これまではチームメイトからアシストをもらってのゴールがほとんどだったが、とうとう自力で一人前のゴールを決められるようになった。FWにコンバートされてほぼ半年、走力・キック力・FWとしての動き、それぞれが目に見えて成長している。 ハットトリックおめでとう。この調子でがんばれ!
最近プレミアのことを書く時間が全然ないのだが、先週日曜日のサンダーランド対チェルシーでのロベンの決勝ゴール後のセレブレーション→退場劇のことだけは一言書いておかなければ!
「すべ蒼」のhinakiさんが書いているとおり、あんなの絶対あり得なさすぎ。ロベンはペリメーターを超えて観客席に飛び込んだのでは全然なく、単に広告板を超えて、乗り出した観客とセレブレーションしただけ。そもそも、決勝ゴールを決めてセレブレーションを観客と分かち合って何が悪いのか? ![]() それにしても、何で試合後のモリーニョ監督、審判の判定に疑問を挟まずに「ロベンはイエロー1枚もらった後に観客とセレブレーションしちゃいけないって自覚しないと・・・。まぁまだ彼は若いから・・・」みないなコメントしてたか疑問。普段はあれだけ審判の判定にはうるさいくせに、何でうちのロベン(笑)に辛く当たる??子を崖から突き落とすライオンの親、と信じることにしよう。
※ 最近忙しくて全然更新できません。仕事も忙しいのですが、それとともに3人の子育てが目下フル稼働中。どうぞお許しを。
年末、ハリボ属するHsは調子を落とした。11月半ばまで公式戦をWWWWWLWWWと来ていたのだが、その後、LWL。そして新年初戦の宿敵対Ns戦(リーグ戦2試合目)、接戦が期待されたものの終わってみれば1-4の惨敗だった。しかも試合内容が悪く、0-1で折り返した前半も相手のシュートミスに救われたもので、本当なら前半で0-3になっていた。後半、開始直後の0-2の後に1点返して1-2と盛り返すも、その後も覇気が全くなくディフェンスが相次いで簡単に突破された。4失点は今季初めてで、本当に先行きが心配な試合内容だった。当日雪のチラつく悪天候がアウェーの不利を拡大したか、あるいは年末年始で試合間隔が空いたことが災いしたか・・・。 そしてその1週間後の日曜日。試合日程は調子が戻るのを待っていてくれない。大事なカウンティカップの4回戦だ。州でベスト16に進出しただけでも快挙だが、もしこの試合に勝ってベスト8となれば本当に快挙だ。しかし前週の試合内容が悪すぎただけに、トーナメントを3回勝ち進んできた相手Csにどれだけやれるか、正直あまり期待できないまま当日朝を迎えた。 州の東部にある相手の本拠地に車で向かう。試合場の近辺はわが家の近所とは景観や歩いている人々の様子がやや違っていて、ハリボともども緊張。日曜朝で予定外に早く着いたので、ハリボと久々にボールを蹴る。地面は緩いが、気温があまり低くないので、今日は良いプレーが期待できそうだ。 朝10:30キックオフ。先週の惨敗を踏まえ、ハリボは今日、母親からも「死ぬ気で走れ!」とハッパをかけられている(笑)。そのせいか、試合開始直後から縦横無尽に走る、走る。そんなに走ったら後半もたないぞと声をかけたくなるが、負けたら最後のトーナメント、最初から飛ばすのが正しい戦略かも。 Hsのスカッドの面々も今日は気合が入っている。相手にボールがわたるとすかさず1人、2人とプレッシャーをかけに駆け寄る。相手からボールを奪うと、すかさず両サイドを利用したパスを中心に攻撃を組み立てていく。チームが一丸になっているというのはこういうことを指すのだろうとふと思う。 前半15分、ボールを持ったハリボが右にリアム、左にライアンを視野に入れつつ前に空いたスペースをドリブルで進む。相手の一瞬の隙をついて右のリアムに短い斜めのスルーパス。出てきた相手GKと1対1になったリアム、ゴール右隅を狙ってシュートを放つも、惜しくも50cmほどゴール外にそれた。リアムの父親ガリーと思わず顔を見合わせるハリボ父・・・。 その後もHsの攻撃は続く。前半25分、ハリボは右サイドに走ってボールを得た。そこからさらに右サイドを進むと見せかけて得意のターンで切り返す・・・とここで相手に足をかけられて倒れこむ。しかしHsがそのままボールを持っていたため試合続行。相手GKが飛び出してきたところをリアムが頭脳的なロブ気味のシュート。ボールはネットに吸い込まれた!!(1-0) フィジカルな試合となり、試合中の選手交代が相次ぐ中、ハリボはベンチに下がらず後半もそのまま走り続けた。後半開始早々、相手に一瞬の隙をつかれて1-1に追いつかれるも、Hs全く意気消沈せず。パスを主体に組み立てた攻撃を間断なく続ける。 後半10分、CKを得る。蹴るのはジョー。ところがこの公園内に設けられた試合場、CKの助走スペースがない(笑)。で、ハリボがこっそり助けに赴く。ハリボへのショートCKをジョーに戻し、ジョーが左から大きな弧を描いたクロスを蹴りこむ。ゴール前で混戦となったところをエース ライアンが押し込んだ!!(2-1) さらに後半15分過ぎ、右ウィングに入ったダニエルからの絶妙のクロスを再びライアンが合わせて3点目。これで勝負あった。そのまま3-1で試合終了。 Hs応援席からは大歓声があがった。いつもは親たちから離れたところで行う監督ポールと選手たちとの試合後コメントも、今日はなぜか親たちの目の前で行われた。そしてポール「俺たちはパスでは州内のどのチームにも負けない。今日みたいなパス(主体の試合)ができれば、俺たちはこの大会に勝てる!」 このポールの威勢に選手たちも親も大盛り上がり大会となってしまった(笑)。 夢のような州ベスト8進出。準々決勝は1か月後だ。
・・・といっても、プレミアではなくてハリボのことです(笑)。
リーグ戦では、ハリボ属するHsは6戦して4勝2敗。最大11戦しているチームもあって未消化試合が多い中でリーグ5位。シーズン序盤に挙げた2勝が相手チームのリーグ戦撤退(苦笑)により無効になる不運があったものの、先週の対Ws戦で1-2で惜敗したのは痛かった。1位のNsはいまだ無敗であり、Nsとの対戦はあと1試合しか残っていないので、自力優勝の可能性が消えてしまったことになる。 攻撃陣は、無得点だった試合がないのは立派。しかし1試合で8得点をあげていたシーズン序盤の勢いがなくなってきたのが気がかり。冬に入ってのピッチ状態の悪化を考慮する必要はあるものの、シーズン序盤にはハットトリックを毎試合のように決めていたエース・ストライカーのライアンの復調が鍵か。がんばれ、ライアン!! 守備陣は、シーズン序盤にはクリーンシートを続けていたが、ここに来て2点以上取られる試合が多くなってしまった。守備の意識、ディシプリンをいかに回復させるかが課題。 リーグ・カップは、ディビジョン1位のNsとの対戦に惜敗して、あえなく2回戦で敗退。くじ運がついてなかった・・・。このNsとの試合自体はシーズン前半のベストマッチともいえる、両チームともレベルの高いエキサイティングな試合だったので、余計に残念・・・。 カウンティ・カップは、9月・10月・11月と3回勝ってベスト16進出の快挙。勝ち進むにしたがって、点差が8-0、5-0、1-0と、もはや後がないところまで縮まってきているのが気がかりだが、ずっとクリーンシートを続けているのは立派。年明け1月の4回戦が楽しみ。 最後にハリボ個人について。今シーズンから本格的に始めたFWの仕事、最初はどう動いてよいかわからないような場面もあったが、最近では板についてきた。残念ながら、まだ本格的なストライカーとして活躍するにはキック力が足りず、いわば1.5列目で相手をかき回す役回りを演じているが、きっと身体の成長とともにこの経験が役立ってくれるはずだと信じている。その証拠に最近では足が目に見えて速くなってきた。 某プロクラブのディベロップメント・センターにこれまで1年半ほど招聘されてきたが、U12を前にした厳しい選抜が行われる中、この秋で修了ということになってしまった。修了は残念だが、ハリボには高いレベルのコーチングを継続して受けることができ、とても良い経験になったと思う。これに気を落とすことなく、これからも自分を信じてフットボールを楽しんでほしい。 今日は、Hsの年忘れボーリング大会だ。たまにはフットボールのことを忘れてチームメイトたちと無邪気に楽しむのもいいかな。でもどうせまたフットボール・シャツを着てボーリングに行くんだろうな(笑)。 では皆さん、どうか良い新年を!
世界は彼が訴えた平和に向かっているのだろうか?たとえわずかな一歩の積み重ねでも、少しずつ近づいていると信じたい・・・。
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■ 11月27日(日) Hs 1-0 Cs
遠方からCsというチームを迎えてのカウンティカップ3回戦。お互いに2回勝ち上がってきただけあって、白熱した試合になった。今年の秋は雨が少ないが、それでも毎朝氷点下まで気温が下がって霜が降りるせいか、ピッチは重い状態。そのためか、Hsはほとんどの時間ボールを支配しているのだが、攻撃にスピードを欠き、最後のシュートをクリーンな形で打つことができない。しかも、わがHsはハリボを含めU11としては小柄な選手が多いのだが、相手は皆大柄が揃っている。Hs得意のスピードを生かすことができず、最後にパワーでねじ伏せられている感じだ。 0-0のまま前半が終わり、ハリボはそのまま一旦ベンチに下がって休憩。後半10分過ぎに再び呼び戻される。その後もローテーションで主要選手に休憩をとらせる采配。きっとポールは延長を覚悟しているのだろう・・・などと考えていた後半25分、数少ないチャンスをHsは生かした。今日も左SBに入ったアンドリューが得意のオーバーラップで左サイドに切れ込みクロス。ニアサイドに突っ込んだハリボがわずかに届かず万事休すかと思われたが、ファーサイドに右MFのダニエルがよく詰めていた。空いたゴールに流し込むだけの決勝ゴール! Hsは見事なチームワークで3回戦突破、これでなんとベスト16進出だ。所属するリーグでは(今の実力はともあれ)プレミアの10チームの後塵を拝してのDiv1なのだから、カウンティ(州)でベスト16進出は快挙と言ってよいだろう。昨シーズンはリーグの上位チームに当たると歯が立たないで負けることも多かったが、今年は強いチームと当たっても力負けしないだけの実力がついている。夏休みの間も含め、地道に週3回の練習を続けてきた成果だろう。 次の4回戦は来年1月。優勝の夢を持ったままクリスマスを迎えられるなんて、気分は最高。おかげで風邪もどこかに吹っ飛んでしまった。
■チェルシーのランパードが160試合連続出場
これは大記録!!だって今までの記録保持者はGK(デイビッド・ジェイムズ)だったわけで、MFが160試合も連続して出場するには実力だけじゃなく怪我をしない頑丈な身体がないと無理。しかもモリーニョ監督は欧州制覇を目指して1ポジションに2人のワールドクラス選手というスカッド編成を組んでいて、そんな中でランパードはモリーニョ監督から1試合も外されることなく使われ続けたわけで・・・。野球の松井選手もすごいけれど、野球とサッカーじゃ選手の負担が全然違うわけで・・・。 興奮のあまり口調が「北の国から」みたくなってしまったわけで・・・(笑)。それにしてもこの写真、ランパードだけじゃなくてグションセンもエシアンもダフも、みんな気合いの入ったいい眼をしてるなぁ。 ![]()
伝説のフットボーラー、ジョージ・ベストが亡くなった。彼が残したすばらしいプレーの数々は人々の記憶の中で永遠に生き続けるだろう。どうか天国から世界中のフットボール少年たちを見守っていてほしい、あの優しい笑顔で・・・。
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もうすぐハリボの誕生日。リクエストにしたがって、ユベントスのレプリカシャツ(マイネーム&ナンバー入り)を買いに街に出かける。
ところが、簡単に見つかると思っていたのに全然見つからない。大人物はあってもジュニアは置いてなかったり。よく考えればここはイングランド、イタリアのチームのシャツを着るのはよほどの物好きしかいないのだ。 で、やっとのことで見つけた!あれ大幅ディスカウントになってるぞ、こりゃラッキー・・・などと思いきや、よく見るとそれは昨シーズン版・・・。同じ黒白シマでほとんど変わりないのに・・・(笑)。 ↓こちらが昨シーズンのもの。あのSkyがスポンサー。 ![]() ↓一方、こちらが今シーズン。スポンサーのTamoilはリビア系の石油会社で、チェルシーとはいわば油仲間(笑)。今年の胸のマークには"1905-2005"みたいなことが書いてあって、1905年というのはユーベが初めてイタリア国内タイトルをとった年らしい。 ![]() んで、あっち行って、こっち行って、老舗のサッカー専門店でようやく今シーズン版のジュニアを見つける。ほっ。で、店員さんにネーム&ナンバーのことを聞くと、「デルピエロとかネドベドとか、決まった選手の名前と背番号じゃないとだめだよ」って・・・(泣)。 途方にくれるハリボ父・・・。なんでイングランド来てまでイタリアのチームなんか応援してるんだぁ、あいつぁ~!! 誕生日もうすぐなので、通信販売で買うわけにもいかない。さっき、大人物だけ売ってた某総合スポーツ店に引き返す。 ハリボ父 「持ち込み可?」 店員 「持ち込み可だよ。ユベントスなら公式の数字とアルファベットが揃ってるよ」 ハリボ父 「デルピエロとかじゃなくてマイネームなんだけど大丈夫?」 店員 「大丈夫、大丈夫」 ハリボ父 「大人物でなくてジュニアなんだけどOK?」 店員 「みんなジュニアにも同じ大きさのネーム&ナンバー入れるんだよ。だから名前が超長くない限りはOKだよ」 ハリボ父 (感涙にむせびながら)「ありがとう。後で来るね~」(・・・と足早に店を出る。) そしてまた例の老舗に戻ってシャツだけ買って、んでまた某総合スポーツ店に引き返す。希望のネーム&ナンバーを伝えて、しばし待つ。あー疲れた。俺はイングランドまで来てなんでこんなことやってるんだろ・・・なんて思いそうになったその時、「できたよ~」と店員の声。公式のオレンジ色のマイネーム&ナンバーが背中に入った、世界に一つだけのユーべのシャツ。上掲の写真ではわかりにくいが、今シーズン用には首の後ろのところにトリコロール色のワンポイントがあるのも結構カッコいい。 クタクタになりつつ、息子の喜ぶ顔を想像しながら家路についた。
朝方の最低気温が氷点下の日が続くイングランドの今日この頃。一面霜で真っ白だった土曜日朝、宿敵Ns相手のリーグカップ2回戦でNsの本拠に乗り込む。途中で高速道路も使って片道40分のその場所は、のどかな田園地帯の公園の一角にあり、その隣は何と牛の群れが悠然とたたずむ牧場だった(笑)。
背中を痛めたと伝えられていた監督ポールだったが、無事に指揮をとってくれるようで一安心。ハリボは先発FWに入る。 互いに譲らず引き締まった試合展開。お互いにチャンスらしいチャンスがない。前半15分過ぎ、相手のCK。クリアが中途半端になって逆サイドにこぼれたところを押し込まれる。この強敵相手に1点ビハインドは苦しい展開。 このまま前半終了かと思われた25分過ぎ。左サイドを突破したリアムからニアサイドに高速グラウンダーのクロスが入る。DF1人を背負いながらゴールにほぼ背を向けた半身状態でニアに飛び込んだハリボ。自分の身体でDFをブロックしながら身体を回転させて左足でそのままシュート。回転が左足インサイドでフリップされたボールはハリボの右肩越し、わずかに空いたポスト際に飛び、相手GKが伸ばした手を超えてネットを揺らした・・・。 このハリボの技ありゴールで1-1のまま前半終了。Hs意気揚々とハーフタイムを迎える。後半、エースストライカーのライアンが満を持して投入され、ハリボと2トップを組む。 両者一歩も譲らないまま後半15分過ぎ。Hs陣内でCBシドが厳しい判定のハンドをとられNsにFKを与えてしまう。ゴールほぼ正面、約20ヤードの地点でのFK、Hsはハリボを含め5人で壁を作る。蹴るのは相手10番。渾身のキックは壁を大きく超え、GKジョーの手をかすめながらゴールの右上隅ぎりぎりに吸い込まれていった・・・。敵ながら天晴れの完璧なFK、これで1-2と再びリードされる。 Hsはその後、ライアンの強烈シュートが身体を張って飛び出した相手GKの顔面で阻まれるといった惜しい場面はあったものの、結局追いつけず1-2のまま力尽きた。 Nsとはこれで今シーズン2回対戦して2回とも1-2。しかも点数の入る順序も全く同じで、どうしても先にリードすることができない。今日の試合の反省点といえば、何度かあったCKからのチャンスを全く生かすことができなかったことか。良いCKがボックス内に入るにも関わらず、頭や足で合わせることができず、ことごとくチャンスを潰した。 一方、相手がいずれもセットプレーからの2点だったのに対して、こちらは堂々とフィールドゴールを奪ったことが今回の収穫。これでリーグカップは2回戦敗退となったが、Nsとはリーグ戦の対戦がもう1試合残っている。この直接対決で勝たないとリーグ優勝は厳しくなる。「3度目の正直」になるのか、それとも「2度あることは3度ある」で終わるのか、Hsの真価が問われることになる。 そしてハリボ、今日は先発起用してくれた監督の期待に応えてのスーパーゴールだったが、肝心の試合に負けてしまって残念無念。気を落とさずにがんばれ!
ハリボからの情報によれば、監督ポールが背中を痛めたため、木曜の練習に姿を見せず。宿敵Ns相手の大事なカップ戦となる土曜日の試合も、ポールに代わってコーチのリースが指揮をとるらしい。Hs大丈夫か???
で、思い悩んだ末、土曜のNPs戦の後、わざわざHsのグラウンドに出向いてポールと話す。
ポールの言い分は、「ハリボは後半に出てきた方が効果的だから。今日の試合でも相手をdestroyしてたじゃないか」。でも、それなら今の先発メンバーの誰がベンチから出てきても同じように効果的だ。理由になっていない。 ハリボの実力が他の先発メンバーと遜色ないことをまず確認。その上で、「実力が遜色ないのであれば、他の選手が60分プレーしているのに、ハリボが30分しかプレーできない理由は見当たらない。余剰人員が出た試合で常にベンチがハリボというのはおかしい。試合前、いつも先発できるか、何分プレーできるか不安がっている」とまくしたてる。これでこちらの真剣さがポールに伝わったみたいだ。 「君が言ったことは理解した(take on board)。次の試合を見てほしい」。こちらも、「時によりチーム事情でベンチを甘受しなきゃいけないことは理解している」と返した。最後は握手で別れた。 ふー、皆をハッピーにさせなきゃいけない監督としてのポールの立場を考えると言い出しにくかったが、ハリボのためにはやはり言って良かった。ここで言っておかないと、このままズルズルとシーズンが終わってしまうことになりかねない。 ハリボ、あとは君が与えられたチャンスを生かして実力を示せるかどうかだ。父は君にその実力があると信じて敢えてポールに言ったんだ。次の試合、がんばってくれ!
ここイングランドもいよいよ寒さが厳しくなってきた。朝、吐息が白くなり、霧がかかる日も増えた。幸い、今のところ雨の日は少ないが、もうすぐ長靴の出番かもしれない。
土曜日のリーグ戦は対NPsのアウェー。瀟洒なスポーツクラブの一角がピッチになっていて、短めに刈り込まれた芝生がきれいに生えそろっている。プレーするのが楽しめそうなピッチだ。が、残念ながらピッチが狭い。ペナルティエリアがサイドラインぎりぎりまで迫っている。これが試合にどう影響するか・・・。 前半、ハリボはベンチスタート。やはりピッチの狭さからか、敵味方ともディフェンスラインからフォワードまで短い距離の間に密集する団子状態になってしまって、スペースがなくボールがうまく回らない。ともに1回ずつ1対1の決定機を得るが得点には至らず。なかなか手強い相手だ。 前半20分、ボールがうまく左のオープンスペースに出たところをクロスで折り返し、ゴール前に待っていたFWダニエルがこれを合わせて先制ゴール!これでサイドのオープンスペースを利用することに気がつくかと思われたが、Hsの攻撃は依然として中央の団子状態から抜けきれない。特に攻撃意識の高いCBの2人が前のめりになっているのが気になる。そんな心配をしていたところでボールがディフェンスラインを超えてポンと出た。相手FW11番を右SBのスミルノフ(ニックネームです、念のため)が俊足を飛ばして追いかけるが及ばず。GKとの1対1から冷静に決められた。1-1に追いつかれて前半終了。 ハーフタイム、監督ポールからの指示はやはりパスを早く回すことと、ディフェンスの位置取りについてだった。こんな試合はハリボ、鋭いパスとドリブルで相手をかき乱す君の出番だ。後半、ハリボはFWに入った。 しかし後半に入っても団子状態は変わらず。いやなムードになってきた後半10分、右CKを得る。ジョーが蹴ったCKをニアの相手DFが頭でクリアしたが、不幸にも後ろに飛んだボールはそのままゴール左サイドのネットに吸い込まれた。幸運な勝ち越しで2-1。この幸運で勢いを得たHs、後半右に転じたアンドリューがペナルティエリア外から斜めに放ったグラウンダーのシュートがGKの逆をついてゴール左隅に飛び込んだ。 3-1と点差が広がって気落ちしたか、相手の運動量が目に見えて落ちてきた。スペースができやすくなって、Hsのボールがうまく回りだした。左のスペースにボールを回し、左MFのリアムが突破、放ったライナー性のクロスは手前の相手DFに当たり大きなドライブ回転がかかってバウンド。大きく弾んだボールを相手DFに挟まれていたハリボが左足でボレー気味にシュート!ハリボの述懐によると、このピッチのゴールネットは弛み具合がよくて、シュートしたボールがネットに吸い込まれる感覚が何とも言えず気持ちよかったらしい(笑)。芝生を滑り込んでの大げさなハリボのセレブレーション、これで4-1。ほぼ勝負あったかに見えた。 しかし、DF陣が今日はどうもピリッとしない。すぐに4-2に返される。ハリボ、今度は右に展開し、前に詰めていたリアムにお返しのクロス。これをリアムがきっちり決めて5-2。それでも再び返されて5-3。今度は本来DFでありながら今日は後半から右MFに入っていたラッシー(ニックネームです、念のため)が右ペナルティエリア外から豪快なミドルシュートで6-3。今日は何でもありだな(笑)。 それでも最後、ほとんどサイドライン際というペナルティエリア内でDFがファールをとられて相手にPKを与えてしまう。強烈ながら少しコースが甘かったPKを守護神ジョー(MFと別人)が見事に弾く。そのまま試合終了。GKジョーに覆いかぶさって喜ぶHs。 とてもエキサイティングな試合だったが、DF陣のsloppinessが目立った一戦だった。これまでリーグ戦では宿敵Ns相手の2失点のみで、他は全てクリーンシートで勝ってきたのだが・・・。来週は再び強敵Ns相手のリーグカップ2回戦、しかもアウェー。ディフェンスの建て直しが急務だ。 監督ポールは試合後、後半投入したハリボが相手チームをdestroyしてくれたとほめてくれた。確かに、上に書いたゴールとアシスト以外に惜しいシュートもあったし、左サイドで相手DFを突破しての見事なクロスもあった(残念ながら前に詰めている人がいなかったが)。これまで器用さの一方で身体の小ささと鈍足(失礼!)が目立っていたが、今日の突破の時には得意のドリブルスキルというよりも単純な走力で相手DFに競り勝っていた。こんなふうに、ふと息子の成長を実感できる時、親として幸せな気持ちになる。 でもスーパーサブみたいな使われ方はハリボの本意ではない。ポールもハリボの気持ちをわかってくれていると願おう。 同じ土曜日、イングランド代表のオーウェンは残り4分で2つのゴールをヘディングで決め、対アルゼンチン戦で大きな逆転勝利をもたらした。スペイン代表のルイス・ガルシアは後がないワールドカップ欧州予選プレーオフの対スロバキア戦で何とハットトリックを決めた。得点能力は体格だけでは決まらない。むしろ彼らの「柔よく豪を制す」的なダイナミズムがフットボールというスポーツを一層魅力的なものにしている。
フラムDCから恐怖のリリースレターが届いてしまった・・・。やはり伸び盛りで体格がばらつく中、不利に働いたか?気を落とさずにがんばれ!
パソコンがクラッシュした(泣)。
わが家のパソコンはmacで、os7や8のころにはクラッシュが日常茶飯事であったが故、バックアップや救命ソフトといった備えもそれなりにできていたのだが、OSXになってからはクラッシュなどありえないほど安定していたので、つい備えを怠っていた。 そんなある日、ハリボ妹(1.5才)が家族の眼を盗んでキーボードやCD挿入口をめちゃくちゃやってたらしい。そら壊れるわな。 幸いにもファイルは全て残っていたのだが、元の設定まで取り戻そうとしてやや無謀なことをしたのが回り道だった。結局、データファイルを救出した後、ハードディスクを初期化してOSを入れ替え、そこに各ソフトを再インストールして、各種データファイルを戻すという大作業になった。回り道を含め、3日ほど寝る時間がほとんどない状態に・・・とほほ。 おかげでこの上なく楽しみにしている週末のMODのうち、日曜のMOD2を見逃してしまった。漫遊VSチェルシーだったのに!でも不幸中の幸いというべきか(不幸中に不幸を見なかった幸い?)、チェルシー負けちゃったらしい。それにしても最近元気ないな。 ダフが元気に復活したみたいだけど、やっぱ去年の今頃ダフとウィング同士でスイッチしまくって大活躍してたロベンが全然元気ないのが効いているように思えてならない。なにせ、モウさんは「俺は4-3-3の男」と公言しているわけで、ウィングが走らなきゃ話にならん! 今回のクラッシュに乗じてOSをPantherからTigerにアップグレードしたら速い速い。だからロベンも「たらーりたらーりドリブル」ばっかしてないで走れ!(こじつけ過ぎなのはわかってます、はい。)
土曜日のリーグ戦、5-0で勝利。でも、今イチ気持ちが晴れない。何でハリボを先発させてくれないんだろうか。いくらアシストで貢献しても、やはりFWは点を入れなければ話にならないのか。監督ポールにこれを言い出すべきか、悩む・・・。
日曜日にカウンティカップの2回戦が行われ、ハリボのHsはBsという見知らぬチームとアウェイで対戦した。
うちのカウンティ(州)はイングランドの中では小ぶりだが、それでもほぼ香川県に匹敵する面積を有する。当然、対戦相手の中には遠方のチームも含まれている。この日の対戦相手のBsのホームへも、車で片道45分の遠征となった。行きの道中、ハリボのFWの相棒ライアンが車に同乗したいと言って来た。彼は今シーズン1試合を除いて全てハットトリック(以上)という凄いストライカーなのだが、性格はいたって子供っぽくて、車の後部座席でハリボと無邪気にはしゃいでいた。これで2人のコンビネーションがもっと良くなればなどと願いながら、ひたすら運転。 Bsの本拠は公園の一角にあり、この一角というのがなぜか高台にあって、しかもピッチすれすれの大きさ。つまり、ボールがラインを割ると、ごろごろとどこかへ転がり落ちてしまうことになる(笑)。しかもこの日は強風。慣れないアウェーのトリッキーなコンディションでHsの実力が試されるところだ。 さらにこの日曜日は悪いことにハーフタームホリデーと重なった。ハーフタームホリデーというのは、各学期(ターム)の真ん中にある1~2週間の休みのことで、なぜこんな休みが存在するのかわからないが、ともかくもイングランドでは子供たちが楽しみにしている中休みである。当然ながら、ここに合わせて家族旅行をすることも多い(クリスマス休暇などと比べて旅行費用が安いという利点あり)。で、HsのAチーム13人のうち2人がホリデーに出かけてしまった(笑)。 ホームチームの不手際で予定より30分遅れで試合開始。相手チームが主審を立てたが、珍しいことに女性だ。4-4-2というより4-4-1-1気味のフォーメーションで、ハリボは一歩下がったFWで先発。 試合開始直後からHsは押し気味に試合を進める。前半5分、ライアンが相手GKと1対1になるが、シュートは惜しくもGKの正面! ボールを支配するも得点に結びつかないというもどかしい試合展開が続いた前半10分過ぎ、ハリボが相手陣内中央で相手DFに押し倒され、FKを得た。蹴るのは左利きの刺客、ジェイミーだ。主審の笛が鳴った瞬間、ジェイミーは事も無げにさっと蹴ると、ボールは相手の壁とGKを超えてゴールネットへ吸い込まれた!ジェイミーの鮮やかな先制ゴールでHs待望の先取点だ。 こうなると試合はHsペース。ハリボが右サイドをドリブルで突破、低い弾道の鋭いクロスを左に放つと、相手DFに当たって軌道がゴール側へ屈折、これをリアムが合わせて2点目。選手たちから兄貴分として慕われているコーチのリース(Hsのシニアチームの選手でもある)から、わざわざ呼び止められて「Superb! Different class!!」という最大級の賛辞が飛んだ。 さらに攻撃陣が怒涛の攻めで押し込んで3点(記録上はオウンゴール)。前半3-0で折り返す。しかしこれでも監督ポールは納得していないらしく、もっとパスを回して空いているスペースを使うよう指示が飛ぶ。 後半、疲れが見えてプレーが雑になったHsはなかなか追加点が奪えない。ポールのイライラが頂点に達した後半15分過ぎ、DFからのハイボールをハリボがノートラップのボレーでライアンの前にパス。再びGKと1対1になったライアン、今度は彼らしくきっちり決めてくれた!行きの車中でのたわいもないおしゃべりがやはり良いコンビネーションを生んでくれた・・・イングランドでハリボが良い友人たちに恵まれたことを改めて感謝。 さらに後半20分過ぎに左を突破したリアムが今日2点目。終わってみれば5-0の完勝だった。 これでカウンティのベスト32進出。3回戦は1か月後、順当に行けば同じリーグの一つ上のプレミア・ディヴィジョンに属する強豪、Csとホームで対戦することになるらしい。昨シーズンのリーグ戦では同じディヴィジョンに属していて2戦したが、いずれもHsの惨敗だった。でも今シーズンのHsならいい試合が期待できそうだ。 シーズン当初の中田のパフォーマンスに対する否定的な記事を書いたからには、昨日の彼のパフォーマンスに対する賞賛を書かないとバランスを失することになるだろう。そしてまた、イングランドのメディアの眼が一般的に公平であることは、シーズン当初には冷評していた中田に対して昨日は8点を与えた(Times紙)ことでお分かりだろう。Nakata feeling right at home - Sport - Times Online 81分のFKを中田が直接決めてプレミア初ゴールとなったわけだが、これだけでは辛口の当地メディアから8点はもらえない。実際、このFK自体は相手GKカークランドの(彼にしては珍しい)ミス(壁に対する自らの位置取り)によるところ大だった。限られた時間であるMOTD2のハイライトで見た限りでも、中田は試合を通じて存在感を発揮していたのが光っていた。 ・15分 左サイドからFWデイビスへ決定的なスルーパス、惜しくもゴールならず ・28分 右からのクロスに合わせたボレーシュート、間違いなく入っていたのに味方FWステリオスの背中に当たる不運 ・81分 FKで直接ゴール ・90分 コーナーポスト近辺でしぶとく相手ボールを奪い去ったことがノーランによる2点目の起点に 先発フル出場での大活躍を心から祝福するとともに、同じイングランドでがんばる日本人として彼の奮闘から勇気をもらったことを感謝したい。 先週の試合でHsの某選手が不運にもイエローカードを食らった。わがチームの名誉のために付言すれば、イエローカードはハリボが参加したこの1年半の中でチームとして初めての出来事である。で、イエローカードの罰則は何か?1試合2枚でレッドカードで退場とか、累積何枚かで試合出場停止とかの罰則以外に、何と罰金が課せられるらしい。U11の少年に罰金、である。リーグの規約で決まっていて、イエローカードの場合は8ポンド(約1600円)をリーグに支払うのだそうだ。筆者以外にも結構知らなかった親が多く、みんな一様に驚いていた。その子の親は、立替え払いの上、子どものお小遣いから天引きすると言っていたので、最終的にはその子自身が金銭的な損失を被ることになる。不運なイエローカードではあったが、きっとその子は次回は反則しないようさらに慎重なプレーを心がけるだろう。 少年フットボールでも身体が大きくなるにつれて相手方の反則によるケガの確率は高くなるだろうし、実際にそうした残念な話をあちら こちらで聞く。サッカーにおけるルールの遵守は選手の安全のため、たとえ少年であっても極めて重要なのだ。 ルール遵守を担保するために金銭的なインセンティブ(ディスインセンティブ)を与えることは、ロンドンでのコンジェスチョン・チャージ(渋滞税)課税をはじめ英国社会のいたるところで行われているが、こうした考え方が少年フットボールにまで浸透しているのを垣間見て、大変興味深く感じた。
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Information
muddyboots 毎週土曜は運転手 *好きなチーム チェルシー ハリボ 1994年生まれ 5才からサッカーをしている *ポジション FW(←元MF) *好きなチーム やはりマンU ____________________ ■Link■ ◎サッカー人気blogランキング ■BBC|FOOTBALL ■スポーツナビ|プレミア ☆majestic blue ☆すべてが蒼に染まるまで ★イングランドサッカーユースアカデミー ★英国と暮らーす ★イングランド・サッカー・ジュニア ◇フットボールカルチャー ◆少年サッカー情報倶楽部 ロンドン帰国売り カテゴリ
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