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Haribo On Top Form

こういうのを on top form というのだろう。最近のハリボはまさに絶好調である。

■ 2月4日(土) Hs 4-1 Os

リーグ2位のOsをホームに迎えてのリーグ戦。相手はよく言えばフィジカルな、悪く言えばややダーティなフットボール。そんな中、わがHsはパスとランの組み立ての正攻法で真っ向勝負。左ウィンガーで最近進境著しいリアムがこの日も2得点の活躍。ハリボは後半15分、相手GKのゴールキックがミスキックとなったところを逃さずホールを奪うと、GKと1対1からGKの頭上をロブ気味に超える技ありのシュートでダメ押しの4点目。

■ 2月9日(木) C校 3-0 R校

ハリボの通うC校が地区の学校チーム対抗7人制トーナメントに参加。ハリボとHsでいつも一緒にプレーしているリアム、トム、ダニエル、ジョーに加え、いつもは一緒の試合に出ることができないBチームのルーク、トーマスや某強豪ユースチームでGKを務めるミランもこぞって学校代表に選抜され、ハリボにとってはこの上ないメンバーで学校を代表することになった。

トーナメントの1回戦は、R校をホームに迎えての一戦。放課後のグラウンドに児童、先生、親がつめかけた。

豪華メンバーで臨んだはずのC校だが、相手のR校もなかなか強く、また久々の7人制ということもあって、前半は0-0で折り返す。後半、C校が徐々に地力を発揮し、まずリアムのクロスをルークがタップインして1点。続いてトーマスのCKを相手DFがogして2-0。

そしてクライマックスは3点目。右からふわりとしたクロス気味のボールがゴール前に上がり、相手GKが左手で懸命のパンチング。ハリボはこの浮き球をやや後ずさりしながらヘディングでトラップすると、そのボールをそのままボレーでシュート!ボールはゴールに突き刺さり、ホームのC校応援団は女子も先生も大歓声!!

試合後、興奮冷めやらぬ応援団の中にいた母親のところに嬉しそうに引き揚げてくるハリボ。渡英2年半、学校の仲間たちにすっかり溶け込み人気者になった君の成長が親としてとても嬉しい。


■ 2月11日(土) Ws 0-13 Hs

リーグ戦だというのに相手のメンバーが10人しか集まらず、棄権によるフレンドリー(練習試合)扱いとなったこの試合。Hsにとっては次週のカウンティカップ準々決勝を控えてのウォーミングアップとなった。

今日からチャーリーという選手がHsに加入。練習振りを見て監督ポールが即座にAチーム入りを決めたというから、相当に有望だ。チャーリーが試合でいろいろなポジションを試す意味もあって、今日のハリボはベンチスタートし、前半15分から出場。

で、前半に1得点、後半10分に2点目。そして相手DFの能力を見極めたか、後半終了間際に2度とも強引にドリブル突破して2得点。フレンドリーとは言え、チームが大勝する中で稼ぎ頭となる4得点(自身初)の大活躍だった。

ここに来て、本当にFWというかストライカーらしくなってきたハリボ。しかし来週のカウンティカップ準々決勝、相手は強豪と噂されるAsだ。強豪の鉄壁(であろう)DF陣をどう攻略するか、チームだけではなくハリボにとっても試金石だ。
# by muddyboots | 2006-02-14 00:00 | - 少年フットボール

生まれて初めてのハットトリック!

先週土曜日のリーグ戦、対Hs戦は8-0の完勝。いつもはそんな大勝ちの試合でもせいぜい1ゴール、それも5点目などのどうでも良い点を入れていた、FWとしては正直やや物足りないハリボだったが、この日は違った

まず前半10分、左ウィングに入った親友リアムが左隅からさらにGK近くまでドリブルでエグッた後、ゴール前へ返しのグラウンダーでのクロス。それをセオリーどおりきっちり詰めていたハリボが左足で慎重に流し込んだ。いわばコンビネーションでの先制点。

ハリボの後、ライアン、リアム、ジェイミーが追加点を入れて4-0となっていた後半5分。敵陣中央付近でボールを得ると、ドリブルで相手CB2人をかわし、ペナルティボックスちょい外ぐらいからシュート。相手GKの手も届かず、ゴール右下隅に飛び込んだ。

さらにこの後リアムもこの試合2点目を入れ、負けられないハリボ。右サイドをウィング的に突破、さらにエグッてクロス。これを相手DFが懸命に弾いてボールが戻ってきたところを豪快にゴール天上に叩き込んだ。これで何と、生まれてハットトリック達成だ!

その後さらに親友トムがヘッダーを決めて8-0の大勝だった試合、ハリボの活躍は誰の眼から見てもman of the matchだった。親として特にうれしかったのが2点目。これまではチームメイトからアシストをもらってのゴールがほとんどだったが、とうとう自力で一人前のゴールを決められるようになった。FWにコンバートされてほぼ半年、走力・キック力・FWとしての動き、それぞれが目に見えて成長している。

ハットトリックおめでとう。この調子でがんばれ!
# by muddyboots | 2006-01-26 00:00 | - 少年フットボール

あり得ん!ロベン

最近プレミアのことを書く時間が全然ないのだが、先週日曜日のサンダーランド対チェルシーでのロベンの決勝ゴール後のセレブレーション→退場劇のことだけは一言書いておかなければ!

「すべ蒼」のhinakiさんが書いているとおり、あんなの絶対あり得なさすぎ。ロベンはペリメーターを超えて観客席に飛び込んだのでは全然なく、単に広告板を超えて、乗り出した観客とセレブレーションしただけ。そもそも、決勝ゴールを決めてセレブレーションを観客と分かち合って何が悪いのか?

あり得ん!ロベン_c0063810_20133717.jpg
ちなみに、うちのハリボなんか、ゴール後のセレブレーションを楽しみに毎試合ゴールを目指しているといっても過言ではない(笑)。セレブレーションのないフットボールなんて、相撲でいれば、あのハァハァしながらの「懸賞金ごっつあんです」のない、ただ行司から勝ち名乗りをそっけなく受けるだけの十両の取組みたいなもんで、本当に味気ない・・・。

それにしても、何で試合後のモリーニョ監督、審判の判定に疑問を挟まずに「ロベンはイエロー1枚もらった後に観客とセレブレーションしちゃいけないって自覚しないと・・・。まぁまだ彼は若いから・・・」みないなコメントしてたか疑問。普段はあれだけ審判の判定にはうるさいくせに、何でうちのロベン(笑)に辛く当たる??子を崖から突き落とすライオンの親、と信じることにしよう。
# by muddyboots | 2006-01-19 00:00 | - プロ・フットボール

カウンティカップ4回戦

※ 最近忙しくて全然更新できません。仕事も忙しいのですが、それとともに3人の子育てが目下フル稼働中。どうぞお許しを。

年末、ハリボ属するHsは調子を落とした。11月半ばまで公式戦をWWWWWLWWWと来ていたのだが、その後、LWL。そして新年初戦の宿敵対Ns戦(リーグ戦2試合目)、接戦が期待されたものの終わってみれば1-4の惨敗だった。しかも試合内容が悪く、0-1で折り返した前半も相手のシュートミスに救われたもので、本当なら前半で0-3になっていた。後半、開始直後の0-2の後に1点返して1-2と盛り返すも、その後も覇気が全くなくディフェンスが相次いで簡単に突破された。4失点は今季初めてで、本当に先行きが心配な試合内容だった。当日雪のチラつく悪天候がアウェーの不利を拡大したか、あるいは年末年始で試合間隔が空いたことが災いしたか・・・。

そしてその1週間後の日曜日。試合日程は調子が戻るのを待っていてくれない。大事なカウンティカップの4回戦だ。州でベスト16に進出しただけでも快挙だが、もしこの試合に勝ってベスト8となれば本当に快挙だ。しかし前週の試合内容が悪すぎただけに、トーナメントを3回勝ち進んできた相手Csにどれだけやれるか、正直あまり期待できないまま当日朝を迎えた。

州の東部にある相手の本拠地に車で向かう。試合場の近辺はわが家の近所とは景観や歩いている人々の様子がやや違っていて、ハリボともども緊張。日曜朝で予定外に早く着いたので、ハリボと久々にボールを蹴る。地面は緩いが、気温があまり低くないので、今日は良いプレーが期待できそうだ。

朝10:30キックオフ。先週の惨敗を踏まえ、ハリボは今日、母親からも「死ぬ気で走れ!」とハッパをかけられている(笑)。そのせいか、試合開始直後から縦横無尽に走る、走る。そんなに走ったら後半もたないぞと声をかけたくなるが、負けたら最後のトーナメント、最初から飛ばすのが正しい戦略かも。

Hsのスカッドの面々も今日は気合が入っている。相手にボールがわたるとすかさず1人、2人とプレッシャーをかけに駆け寄る。相手からボールを奪うと、すかさず両サイドを利用したパスを中心に攻撃を組み立てていく。チームが一丸になっているというのはこういうことを指すのだろうとふと思う。

前半15分、ボールを持ったハリボが右にリアム、左にライアンを視野に入れつつ前に空いたスペースをドリブルで進む。相手の一瞬の隙をついて右のリアムに短い斜めのスルーパス。出てきた相手GKと1対1になったリアム、ゴール右隅を狙ってシュートを放つも、惜しくも50cmほどゴール外にそれた。リアムの父親ガリーと思わず顔を見合わせるハリボ父・・・。

その後もHsの攻撃は続く。前半25分、ハリボは右サイドに走ってボールを得た。そこからさらに右サイドを進むと見せかけて得意のターンで切り返す・・・とここで相手に足をかけられて倒れこむ。しかしHsがそのままボールを持っていたため試合続行。相手GKが飛び出してきたところをリアムが頭脳的なロブ気味のシュート。ボールはネットに吸い込まれた!!(1-0)

フィジカルな試合となり、試合中の選手交代が相次ぐ中、ハリボはベンチに下がらず後半もそのまま走り続けた。後半開始早々、相手に一瞬の隙をつかれて1-1に追いつかれるも、Hs全く意気消沈せず。パスを主体に組み立てた攻撃を間断なく続ける。

後半10分、CKを得る。蹴るのはジョー。ところがこの公園内に設けられた試合場、CKの助走スペースがない(笑)。で、ハリボがこっそり助けに赴く。ハリボへのショートCKをジョーに戻し、ジョーが左から大きな弧を描いたクロスを蹴りこむ。ゴール前で混戦となったところをエース ライアンが押し込んだ!!(2-1)

さらに後半15分過ぎ、右ウィングに入ったダニエルからの絶妙のクロスを再びライアンが合わせて3点目。これで勝負あった。そのまま3-1で試合終了。

祝 ベスト8進出!!!

Hs応援席からは大歓声があがった。いつもは親たちから離れたところで行う監督ポールと選手たちとの試合後コメントも、今日はなぜか親たちの目の前で行われた。そしてポール「俺たちはパスでは州内のどのチームにも負けない。今日みたいなパス(主体の試合)ができれば、俺たちはこの大会に勝てる!」 このポールの威勢に選手たちも親も大盛り上がり大会となってしまった(笑)。

夢のような州ベスト8進出。準々決勝は1か月後だ。
# by muddyboots | 2006-01-17 00:00 | - 少年フットボール

シーズン前半を振り返る・・・

・・・といっても、プレミアではなくてハリボのことです(笑)。

リーグ戦では、ハリボ属するHsは6戦して4勝2敗。最大11戦しているチームもあって未消化試合が多い中でリーグ5位。シーズン序盤に挙げた2勝が相手チームのリーグ戦撤退(苦笑)により無効になる不運があったものの、先週の対Ws戦で1-2で惜敗したのは痛かった。1位のNsはいまだ無敗であり、Nsとの対戦はあと1試合しか残っていないので、自力優勝の可能性が消えてしまったことになる。

攻撃陣は、無得点だった試合がないのは立派。しかし1試合で8得点をあげていたシーズン序盤の勢いがなくなってきたのが気がかり。冬に入ってのピッチ状態の悪化を考慮する必要はあるものの、シーズン序盤にはハットトリックを毎試合のように決めていたエース・ストライカーのライアンの復調が鍵か。がんばれ、ライアン!!

守備陣は、シーズン序盤にはクリーンシートを続けていたが、ここに来て2点以上取られる試合が多くなってしまった。守備の意識、ディシプリンをいかに回復させるかが課題。

リーグ・カップは、ディビジョン1位のNsとの対戦に惜敗して、あえなく2回戦で敗退。くじ運がついてなかった・・・。このNsとの試合自体はシーズン前半のベストマッチともいえる、両チームともレベルの高いエキサイティングな試合だったので、余計に残念・・・。

カウンティ・カップは、9月10月11月と3回勝ってベスト16進出の快挙。勝ち進むにしたがって、点差が8-0、5-0、1-0と、もはや後がないところまで縮まってきているのが気がかりだが、ずっとクリーンシートを続けているのは立派。年明け1月の4回戦が楽しみ。

最後にハリボ個人について。今シーズンから本格的に始めたFWの仕事、最初はどう動いてよいかわからないような場面もあったが、最近では板についてきた。残念ながら、まだ本格的なストライカーとして活躍するにはキック力が足りず、いわば1.5列目で相手をかき回す役回りを演じているが、きっと身体の成長とともにこの経験が役立ってくれるはずだと信じている。その証拠に最近では足が目に見えて速くなってきた。

某プロクラブのディベロップメント・センターにこれまで1年半ほど招聘されてきたが、U12を前にした厳しい選抜が行われる中、この秋で修了ということになってしまった。修了は残念だが、ハリボには高いレベルのコーチングを継続して受けることができ、とても良い経験になったと思う。これに気を落とすことなく、これからも自分を信じてフットボールを楽しんでほしい。

今日は、Hsの年忘れボーリング大会だ。たまにはフットボールのことを忘れてチームメイトたちと無邪気に楽しむのもいいかな。でもどうせまたフットボール・シャツを着てボーリングに行くんだろうな(笑)。

では皆さん、どうか良い新年を!
# by muddyboots | 2005-12-22 00:00 | - 少年フットボール